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14/12/2015
Barcelona 2015 summer

Comment: 8  Trackback: 0

ガイドブックにもなる”風の影”
バルセロナに行ったのが8月でした。 しかし、その後も長いバルセロナ旅行をしていた感じです。
自分の意思とは関係なく、ひょんなことから訪れたサン・ フェリップ・ネリ広場。 その広場のことを検索して、行きついたのが、“風の影”という小説でした。 多くの国で翻訳されたベストセラー小説の作者は、バルセロナ出身のカルロス・ルイス・サフォンです。 このシリーズ(全部で3部作)を読み終えて、やっと旅行が終了した気分です。

この小説は、バルセロナに住んだことがある人、旅行で訪れた人、そしてこれから旅行することを考えている人、にとって、とっておきの旅行ガイドブックにもなります。

日本語版には、地図がついていて、これが素晴らしい。 オリジナルのスペイン語版には、ついていないんです。日本人にとって、通りの名前は覚えにくい。でも、この地図で、おおよそ、どこら辺で何があったかわかるし、Barcelonaを訪れることがあれば、ストーリーをめぐることもできるんです。
1_2015121409192781d.png
(クリックで拡大します)

舞台は、スペイン内戦後のフランコ独裁時代のバルセロナ。ダニエル少年は、本屋を経営する父につれられて、”本の墓場“にいき、一冊の小説と出会います。本の作者の人生と少年ダニエルの成長が、複雑に交差した小説で、ストーリーに吸い込まれていきます。 小説にでてくる、通り、市場、教会、カフェなどは、今なお存在するものなんです。 なので、小説にでてきた通りをあるき、結婚式をあげた教会へ入り、Els Quatre Gats クアトロ・ガッツ(ピカソやガウディの行きつけのカフェ)でお茶を飲む、ということもできます。 

この本は、今回の旅行後に読んだんですが、短い滞在中に、小説にでてくる場所を歩き回っていたことが、判明。 たとえば、クララの家の近くのレアール広場でビールを飲み、ペネロペのお屋敷(架空)のあったティビダボにも行きました。また、ヌリアのアパートの近くのサン・ フェリップ・ネリ広場も訪れました。 そして、なんと、今回滞在した友人宅は、聖ガブリエル学園(実在してるかは不明)の近くでした!

物語では、フランサ駅がよくでてきます。 この駅からパリ行の電車に乗るのです。私は、人生で2度しか行ったことがない駅ですが、本当に営業してるのか、と思うほど静か(つまり人がいない)で美しい駅です。 鉄道での旅が主だった当時は、まったく違った感じだったとおもいます。

“本の墓場”のシリーズは、3部作になっており、“内戦前” “内戦中” ”内戦後のフランコ独占時代“が交差します。このシリーズを読むと、スペイン内戦からフランコ独裁時代までの様子がよくわかります。わたしたちにとって、ヒトラーやムッソリーニの死や、日本の敗戦が、ファシスト勢力の終わりだったように思えます。しかし ファシスト国が承認していたフランコの独裁政治は、なんと1975年まで続きます。 その間、カタルニアやバスク地方では、スペイン語教育が強制され(なので、私の友人の中には、カタルニア語は話せるけど、うまくかけないのよね、スペイン語教育受けたから、という人もいました)、スペイン全土でも、女性 が配偶者の許可なしに銀行口座を開設することが禁止, パスポートも同様でした。 
あsdふぁ

今や、夏になると世界中から人が集まり、お祭り騒ぎが続くBarcelona。 日本に比べると、奔放なビーチ。 しかし、ほんの、ちょっと前まで、こんな時代だったんです。

風の影のストーリーの場所を巡った写真が見れるブログ:
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Comments

ぴきさんへ

こんばんは!

本を通して、その地を2度知ること。なかなか奥が深いことだと思います!
duck4はスペインのことはわかりませんが、スペイン通のぴきさんにとっては、感慨深いものがあるのでしょうね!あの場所が小説の舞台だったなど!!

duck4なんか、デンマークの童話作家アンデルセンの『醜いアヒルの子』に出てくるアヒル。いやもとい。ハクチョウさんの子の観察眼の鋭さを読んでいたあらためて実感させられました!v-519v-521
数年前に読みました!風の影!
バルセロナを思い出しながら本の地図を見ながら読みました。
これを読んでからもう一度バルセロナに行きたいと思っているのですが、なかなかかなわず。
結構建物とか実在しているのですね。
バルセロナに行けるときはもう一度読み返さないと。
ストーリーも面白かったです。
旅行した場所を本で読む事によって、深くその場所を知ることが出来る。
というのは楽しい事ですね。
夏樹静子さんの「わが郷愁のマリアンヌ」を読んでロンドンの旅を2度したような経験がありました。
あと、自分の住んでる街が出てくる小説も引き込まれますね。
ぴきさんの想いとはずれてしまったかもしれないけど。。。
こんにちわ

スペインに行ったあとに読むと追体験ができてさらによさそうですねー。
脳内トリップができるかもしれないと期待しつつ
いつか行くときに備えて読んでみます!
Re: タイトルなし
v-521duck4 さん

こんにちは、こちらのコメントをみて、
アンゼルセンを検索したら、パン屋さんがいっぱいでてきましたー!
アンゼルセンは、100年以上前の人なんですね。
ほかの童話とごっちゃになってよくわかりませんが、
人魚姫とかはアンゼルセンですよねえ。
Re: タイトルなし
v-77ぽけさん、

さすが、ポけさん、もうよまれてたんですね。
旅行された方は、楽しめる地図ですよね。
旅行する前、後で楽しめる、おいしい本だと思います。
作者は、現在SF在住!
Re: タイトルなし
v-22親父さん、

自分が行ったことがあるところが、
小説にでてくると、あっと思いますよね。
東京だったら、思わないけど(笑)
今は、廃盤になった本なんですが、アジアの香りという短い小説があり、
ウブドのサッカー場の前の飲み屋で、アメリカ人の女性と会って
話をするという、しっとりとした本があり、
はっきりいって、うるさい今のウブドより、
すてきな状況でした。

Re: タイトルなし
v-77M@lauaealoha さん

ぜひ読んでください。
ただ、風の影以外のシリーズは、ちょっと重いかも。
(でも、関係者の過去がでてくるので、どうしても読まないといけない
状況です)

脳内トリップ、大好きです。 あと、ガイドブック旅行も(面倒なことなしに、
楽しそうな写真をたのしむ)

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