大抵の仕事では、8月が夏休み。 ローテーションを組む仕事の場合も、9月ー10月に長い夏季休暇があります。はっきり言って、人生は、夏休みを中心に回っていますが、その夏がおわると数ヶ月でクリスマスなわけです。だから、夏休みが終わったら、クリスマス休暇が迫ってる感じがして落ち込まないけど、クリスマスが終わると、イースターまで、すごく長く感じられます。
私は、年末に帰国することが多かったです。 私の働いていた会社は、工場をもっていたので、クリスマスは長期休暇だったのです。休み近くになると、ホテルで会社のパーティーがあり、いつも難しい顏をしているアントニオがおばさん相手にパソドブレを踊ったり、定年ちかくの意地悪ばあさんが、朝の4時まで、狂ったように踊ったりしていて、ふーん、やっぱ違うかな、日本とは。 帰国する時は、家族へのお土産を買うのがすごく楽しく、クリスマス商戦にまきこまれていました。この頃には、Cena de fin de anyo (忘年会)も、頻繁に行われます。
12月24日
仕事はてきとー。 日本のように大掃除をすることはないです。 でも、午後3時には、ワインとスナックが持ち込まれて、さながら日本の仕事治めのようです。
スペインの夜はバルが閉まることがなく、朝までやっているのが普通ですが、12月24日の夜になると、バタバタをバルが閉まっていきます。 慌てる外国人ツーリスト達! 夕食は家族がそろって食事会です。
12月25日
(私の会社の場合は)1月1日までの休暇が始まります。 私は25日の飛行機にのっているので、クリスマスはいつもハッピーフライト! 一般家庭では、クリスマスのお食事。 何度かおよばれしたのですが、何を食べたか、なぜか覚えていない私。
大晦日
暦どおりの会社では、12月31日も仕事をします。 雰囲気は12月24日とおなじようなかんじかな?(多分)。 クリスマスが家族と過ごす日であるとすれば、大晦日は友人と過ごすのが多いようです。 クリスマスに実家に帰っていた人も、大晦日には自分の家に戻ってきます。 ロングドレスでクリスマスパーティーに行ったり、外で新年を祝ったり、大騒ぎして、1月1日は二日酔いで終わり、2日からは仕事です。
↓ Puerta de Solの大晦日。みんなアルコールをもってきている。
新年と同時に12の鐘がなるのですが、鐘がなるごとにブドウを食べるという習慣があります。
鐘の速度が速く、初めての外国人は咽につまらせます。
VIDEO 1月5日
レジェス(スペインのクリスマス)前日は、デパートも夜中の12時まで開店しています。 最後の駆け込み客の集客に一生懸命。 そして、子供たちは、レジェスのパレードを見に行きます。 真っ暗な中、子供があふれているのは、なんか不思議。
VIDEO
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年末は寒いから窓を開けっぱなしての大掃除はなんとなくしたくないし、春は「大掃除」って感覚ではなく・・・
ついつい大掃除し損ねてます。苦笑。
新年の鐘と同時にブドウを食べるというのは初めて聞きました。
イヴに深夜までデパートをやっているのはいいですね。クリスマスに一度スペインに行ってみたくなりました~!